私にオシャレだけではなく大切な事を教えてくれた店員さん

私が高校生の頃、オシャレがしたかったのですが、何が似合うのかどんな服装をすればいいのか全く分かりませんでした。
洋服を買いに行くのにもまず「あの子ダサイな〜」なんて思われるんじゃないかと、一歩お店に入るのも勇気がいる事でした。
でも、そんな私にも大好きなブランド(ヒステリックグラマー)があり、店員さんが忙しそうな時を狙ってさっと見たりしていました。
そんなある日、いつものようにさっと見ていると、一人の髪型が爆発したクルクルパーマのいかにもアパレル店員さんという
感じの店員さんに声をかけられました。私がさわっていた洋服を見て、「一回着てみて〜。絶対似合うよ。」と、やさしく言われ、
私もこのブランドの洋服が着たかったので思い切って試着してみました。そのままこの洋服を購入する事になり、その後少しずつ
この店員さんと仲良くなっていきました。この店員さんのいい所はまず、絶対に無理に売ろうとしなかったところでした。
一度、年末に福袋を買おうとしたところ「それはダサイ商品がいっぱい入ってるからやめておいた方がいいよ」と、小声で
教えてくれたりもしました。
そして、私の趣味を考え似合うものを提供してくれたので、いつもこの店員さんが選んでくれた洋服を着ると、
皆が褒めてくれましたし、使いまわしがきいたのでヘビーローテーションでした。
「前買ったTシャツにも合うよ」など、自分では考えつかないコーディネートも教えてくれ、随分勉強になりました。
そのお店に通うようになってから、妹や兄までその店員さんにお世話になるようになり、いつも3兄弟で行っては
楽しく接客していただきました。ある日その店員さんが何気なく「洋服を買いに来てくれた人が自分の接客で一日中、
不快な気持ちにならないようにと思ってる」と、言った言葉はずっと私にとって忘れられない言葉になっています。
なぜならその後、私はアパレルの販売員になったからです。

当時、色んなお店で買い物をするとやはりイヤな気持ちになる事もあり、気の弱い私は一日中ひきずる事もよくありました。
そんな私にその言葉はものすごく説得力のある言葉であり、プロ意識を感じさせる言葉でした。
その店員さんには結局6年程お世話になり、結婚退職されましたが、いつお店を覗いても満面の笑顔で接客していただき、
洋服を買うのと同時にすごく元気をもらっていた事は、私の仕事をする上で大切な事になっています。
お店に足を運んでもらい、落ち込んでいたり元気がない時でも、すきな洋服を見て、いい接客に触れ、元気になってもらう。
それが結局購入にもつながっているので、その店員さんに出会った事は、私にとって宝物です。

アパレル関連HP

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